最近のフラワーアレンジメントの中では、洋花をあえて、オリエンタルな雰囲気でアレンジするケースもあるようです。そのような和モダンなアレンジメントを「禅」のイメージなどとして捉えているフラワーアーティストたちもいるようです。海外の方々が、日本に抱くイメージとしての「禅」は、とても洗練されていて、シンプルで余計なものがない、と言ったような良いイメージを抱いているようです。そのような 「禅」や「和」のもつイメージを、フラワーアレンジメントに構成していくと、やはり、シンプルさや清らかさといったものが、表現されてくるのではないでしょうか。洋風な室内の中でも、このような「禅」」や「和」をイメージしたものが、多く好まれるようになり和モダン的なフラワーアレンジメントが、都会の中でも好まれている傾向があるようです。「和」モダンは、これといった定義はないようですが、「和」と 「洋」の融合的な感覚が近い表現であるのではないかと考えています。