「健康日本21」は、国民の健康づくり運動として、厚生省が開始した、国民の健康づくりを推進する為の環境作りを計る「健康増進法」の主軸であります。この「健康増進法」は法律として、皆さんの健康を守ってくれるものと成り得るはずなのですが、その一部が改定される事で、「受動喫煙」に関するニュースが、たった今も話題となっております。タバコの喫煙による「受動喫煙」は、喫煙を望まない人への健康被害として、その影響が一般的な日常として蔓延することが懸念されており、その身体への被害は健康を著しく妨げるものとして、広く認識されるようになりました。皆さんは、タバコの喫煙に関して、今後、どのような日本国の対応を求めたいと思いますか?最近では、喫煙エリアではない路上喫煙も罰則の対象となり、それまでの喫煙者の自由な「喫煙行動」が、規制されることで制御されつつあります。このような国の動きには、2020年の東京オリンピック開催が大きく影響を与えていると考えられていますが、このような大きなムーブメントが、今後の未来の社会を築いていく礎となる事を、現代を生きる私達は、全てが、自らの選択である事を、認識していかなくてはならないのではないかと考えています。昭和の時代の半ばでは、日本の喫煙者人口は、8割ほどを占めていたと考えられています。そのような時代から、50年ほどで、「喫煙」に関する国民の知識は大きく変わろうとしています。昭和の時代を遡り、道端や雀荘やバーなどでは、当たり前のように、喫煙する人々がみられた風景は、法律によって変化していきます。私の中では結び付きの強かった「麻雀=喫煙」の「雀荘の姿」も、「健康ブーム」を背景に変化がみられています。昭和時代の半ば頃、『健康的に麻雀を打とう!』などという声かけは、人々の元へスローガンを掲げても現在とは違って、響きにくかったかもしれませんが、喫煙に対する世の中の価値観が大きく変化すると共に、様々な分野で人々の価値観に変調が加わり、健康的な麻雀風景は、現代のブームともなっています。