「麻雀」と「タバコの煙」の結び付きの勝手なイメージが先行していた、私にとって、国の「健康増進法改正案」による、雀荘の「禁煙化」、「分煙化」には、時代の大きな変調の波を感じております。『喫煙のマナー』が、国を挙げて変わるという動きに対して、世の中の喫煙家たちは、今後どのような生き残りを果たすのでしょうか?麻雀の対局をしながら、咥えタバコの灰がハラハラと粉雪のように舞う事が常であったような雀荘の風景が、禁煙化されクリーンな雀荘に生まれ変わったとたんに、麻雀離れするような人々が続々と、出現すうる事も「麻雀業界」の中で懸念されています。スナックやバーや雀荘は、特に、喫煙のイメージとの繋がりが強い「憩いの場」でもあると思われますので、今後の世の中の動向も気になるところでもあります。「タバコの受動喫煙」の影響に関しては、様々な分野からの「健康被害」としての訴えやデータが、大きな禁煙力を広げる、ムーブメントとして、世の中の風潮を動かしていますが、タバコの喫煙を望まない人々の立場的なものの見方からするとなると、やっと世の中が住み心地の良い環境として、『クリーンな空気が整えられる』と考える人々も少なくないかもしれません。タバコを必要とする人々と、そうでない人々が、同居している社会の在り方を、平等に考えていかなくてはならないのだとは思いますが、立場的に自分よっりも「上」にあたる人々が、喫煙者でありますと、なかなか、「煙たい」だとか、「タバコのにおい」などについてのエクスキューズは、言い出しづらいものですよね。国を挙げて、喫煙のマナーを取り締まる方向性については、私としては、個人的には、だいぶ助かったなぁー、と胸をなでおろすような心地を感じております。