世界的にみてモダニズムの再興の兆候がちらほらとみえてきている。ファッション業界の中でも有名デザイナーや各ブランドもこぞって、モダニズムやポストモダニズムの動きをしています。ファッションの業界は文字通りファッション、流行でありますので各シーズンごとのテーマやコンセプトブランディングの中心部の経済的な観点やイメージコンセプトの提案なども大きなうねりとして20世紀までの流れとは大きく違うのは目に見えて明らかであると言えます。再度改めて注視されているモダニズムであるが、再考するだけでなくあらたなる発見や価値の創出ももちろんふくまれている。世界的なスタンダードや全体的なグローバリズムとはまた別のアプローチや考え方からうまれる。地域特性を加味して特徴を担保するモダニズムである。新たに言葉として定義していくと地域モダニズムやローカルモダンなどという心地よい言葉になろうかとも思う。ロールモデルとしての地域の特徴から導き出したモダニズムはセグメントできうる部分をセグメントし再構築する事柄も含む。リデザインやリサイクルにもにた側面もあるのかもしれません。ある世界的建築家はこうも言っていました。大きな意味での大儀なモダニズムはそれとしてあるものの、繊細で細やかなモダニズムもあるのではないかと提唱しています。少しずつの力も今ある小さく繋がるすべを駆使してつながっていくモダニズムの思い。その状況や考え方は地域性もあいまって大変特徴的な興味深い素敵な考え方のような気がしてならない。そしてアジア地域も新旧のアイデアや風習・慣習、技術や雰囲気そのものを持った独特の地域でもあると思います。もちろんそのなかの日本も例外ではなく大きく色濃く新旧の文化が入り混じった大変面白みに溢れた地域性を持っています。