食生活が私を作る

私達が、なんとなく暮している日々の中に「発酵」は、生命を陰ながら支え、私達を健康へ導いてくれているのです。そのような献身的な姿を、皆さんにお伝えしたく「発酵」についての本の出版を日々、考え検討している最中であります。本の出版に関しては、未知数なところがありますので、もう少し、「発酵な毎日日記」を書き綴ってから、現実的な形にしていきたいと考えております。皆さんは、日々の暮らしの中で、「発酵」を感じる事はありますか?皆さんに、その意識がなくとも、皆さんの生活の周辺には「発酵」が常に行われているはずなのです。逆に、この「発酵」がみられない暮らしぶりというものは、いつしか生命の危機にまで及ぶようなバランスの崩れを感じるはずです。最近のお手軽な食品と呼ばれるファストフードのほとんどには、「発酵」らしきものは見あたりません。「発酵」を感じる暮らしというものには、ある程度の「余裕」的なものが、必要なのではないかなと、常日頃から感じている事であります。現代の暮らしの中で、風のそよぎを感じてみたり、鳥のさえずりに耳を傾けてみたり、雨音の中で目をとじてみたり、何か自分以外の存在の在りかを確かめる事が、「発酵」につながっている気がしてなりません。忙しい日々の連続ではありますが、皆さんの中で、ぜひ「発酵」を感じる時の流れをみつけてみて下さい。「発酵」はすぐそこに在り、皆さんが、すぐにでも生活の中に取り入れられる簡単な物なのです。